働き方改革と収入の関係

システムエンジニアは連日のように残業に追われていて、休日も返上して働かなければならない状況に陥りやすいと言われてきた。その状況が今も続いているのは確かではあるものの、働き方改革が巻き起こってきているのも事実である。働き方改革とはシステムエンジニアが過重労働をする状況に立たされているのを鑑みて、私生活を重視できるよう残業ゼロでも働けるように職場の改革を行っていくものとして位置付けられている。企業によっては前向きに取り組むことで、ほとんど残業をせずにシステムエンジニアが働けるようになってきた。

しかし、これが良い状況であるのかどうかはシステムエンジニアはよく考えなければならない。働き方改革によって余暇を得ることと収入の高さは表裏一体になっていて、余暇が増えるほど収入が低下してしまうことになりかねないからである。システムエンジニアは一般の職種に比べると収入の水準が高いことはよく知られているが、その理由として残業手当や休日出勤手当が支給されている影響は大きい。

ほぼ毎月満額の残業手当をもらっているケースもあり、それが年収を大幅に引き上げていたために平均的に見ると年収が高い職種として位置付けられてきたのである。そのため、私生活を重視できる職場を選ぶと年収が低くなってしまうリスクがあることは念頭に置いておかなければならない。自分なりの仕事と私生活の両立の仕方を考えながら職場を選ぶのが必須なのである。